
幼稚園でお友だちからお手紙を貰ってきて、「もうひらがな書けるの?」と驚いたことを覚えています。いつからひらがなは書ければいいの?読めるようになるのはいつから?私も気にしていたテーマを取り上げてみました。
結論、焦らなくていい。姉ななは、幼稚園の時は文字に興味がなく、書けていなかったと思います。というのも、私が重要視していなかったので、きちんと把握していませんでした。だって、小学生になったら、毎日1文字ずつ覚えるもん。案の定、1年生のうちに、正しく書けるようになりました。だから、幼稚園のころに書けていなくても大丈夫!!と言っても心配ですよね。参考に、我が家の娘たちの対照的なひらがなの軌跡をご紹介します。
ケース1(幼稚園時代、読み書き△)

幼稚園の時は、文字に興味なし。小学生になってから覚えたよ。
姉ななは、左利きです。「左利きの子は右脳が優位に働くから、言語を司る左脳の発達はゆっくりになる」と考え、文字に関しては最初から焦っていませんでした。それが良かったのか、マイペースな姉ななに対して、おおらかに接することができました。
幼稚園時代
年長になると、園で文字を習う時間が始まりました。幸い、我が園は、勉強というより、文字に慣れることを目的としていたので、多少書けなくても、子どもは嫌いになることはありませんでした。「幼稚園教育要領」というものが文部科学省から出されています。
- 第2章 ねらい及び内容
- 言葉
2内容
(10) 日常生活の中で,文字などで伝える楽しさを味わう。
3内容の取り扱い
(4) 幼児が日常生活の中で,文字などを使いながら思ったことや考えたことを伝える喜びや楽しさを味わい,文字に対する興味や関心をもつようにすること。
- 言葉
このように、国の方針を見ても、幼稚園で文字を読んだり書いたりできないといけないとは一言も書いてありません。それよりも、興味、関心をもつことが幼稚園の段階では大切だということです。
それでも、小学校に入るまでには最低限、自分の名前が読める、書けるようにはしておきました。自分の机やロッカーの場所が分からなくなって我が子が困るのは避けたいですからね。
1年生になって
小学校になって、1年生の最初は、1日1文字覚えてきました。宿題も、その日習ったひらがなのプリント1枚です。宿題をやる時、鉛筆の持ち方や書く姿勢、書き順を重点的に見ていました。濁音(゛がついた字)や拗音(小さい字がつく字)が分からないことはありましたが、1年生が終わるころには、ひらがなは書けるようになりました。
1年生の頃にやって良かったことは、夏休みの読書感想文です。「ひらがなの練習をさせたい」「文章の書き方の基本を教えたい」と思いと取り組みました。正直、1年生の読書感想文は大変でした。会話をして気持ちを聞き取ったり、どう思ったか言葉にさせたりと、書く前の段階でとても時間がかかりました。でも、これをしたおかげで、文字の練習ができたのはもちろん、2年生での日記の宿題がスムーズになりました。お子さんとの時間がゆっくりとれる長期休みを利用してみるのも一つの手ですよ。
後になって思うこと
姉ななは、2年生になって色々な物事が繋がって考えられるようになってきたのか、学習面で困ることが少なくなってきました。理解がぐんと伸びたように感じます。実際、1年生の時より2年生の方がテストで100点だったり、通知表が良かったりしています。
今思うと、姉ななには、昔から読み聞かせをよくしていたなと思います。絵本の読み聞かせが好きで、寝る前や休日にしています。読み書きというアウトプットに興味が湧くまでは、聞く見るというインプットの時間をたっぷりととっていたのだと気づきました。なので、アウトプットに興味をもったときに大きく伸びたのかなと思っています。文字になかなか興味を示さないお子さんには、絵本の読み聞かせ、おすすめです。
ケース2(幼稚園時代、読み書き◯)

お手紙書くの大好き。毎日書いてるよ。
妹めめは、絵本の読み聞かせにはそれほど興味はなく、自分で読むことの方に早くから関心がありました。「なんてよむの?」「めってどうやってかくの?」と聞いてきます。まさに「そーそーこの反応!!」と、教科書通りの興味の示し方をしてくれています。でも、毎回毎回丁寧に答えてあげられません。急いでいるときや手が離せないときなどもあります。そこでとても便利だったのが、ベネッセのこどもちゃれんじの教材でした。姉ななはほとんど使っていませんでしたが、妹めめは、毎日触っています。
おすすめ教材

これ、とっても便利で、ボタンを押すと音声が出るので、「なんてよむの?」が無くなりました。ある程度読めるようになってきたら、「もじさがしモード」で遊ぶようになりました。言われた文字を探すゲームですが、めめは、ものすごいスピードでボタンを押して遊んでいます。私より反応が速くて、見ていて笑えてきます。
市販で同じような物が売っていたり、フリマサイトで中古が出ていたりもするので、文字に興味をもち出したお子さんに与えてみてはいかがでしょうか。
興味をもった時を見逃さない!!
2人に共通していいることは、「興味をもった時を見逃さない」ことです。こちらがいくら働きかけても、本人に興味がなければ、全く読もうとも書こうともしません。子どもが興味を示したときに、応えてあげましょう。
最後に
文字に関すること以外にも言えることですが、読んだり書いたりすることには個人差があります。周りによく出来る子がいると、どうしても比べてしまいます。でも、大丈夫です。教員をしていて、ひらがなが書けるようにならなかった子を私は知りません。焦らず、お子さんのペースで文字に楽しく触れられるよう、親が余裕をもつ必要があります。「何とかなるよ〜。」
それでも、その子の特性として、文字を認識することが苦手な子や鉛筆を握る力が弱い子などもいます。小学校では、そういった子を対象に、少人数で指導してくれる仕組みもあります。そのような教室で指導が必要だと思うお子さんには、学校の先生から連絡があったり、園の先生や保健師さんから話があったりします。心配でしたら、園や町に相談してください。何かアドバイスがいただけます。
一人で悩んでいると、不安が大きくなりますよね。第三者から見てもらうことも大切です。抱え込まず、気になることがあったら、誰かに聞いてもらいましょう。と言う私も、一人で溜め込みやすいタイプですが。。。


コメント